- 魔導書10周年に向けてカード紹介!「魔導鬼士ディアール」【遊戯王OCG】 投稿日 2022年3月22日 01:30:23 (ピケルステーション ~遊戯王の情報や構築に関するブログ~)
どーもです。ピケステです。
今回も魔導書10周年に向けて魔導シリーズのカード紹介です!
今回はこちら
《魔導鬼士 ディアール》
モチーフ
タロットカードの大アルカナ「The Devil(悪魔)」
(正:裏切り、拘束、堕落 逆:回復、覚醒、新たな出会い)
墓地の魔導書魔法を3枚除外することで自己蘇生できるモンスターです。
登場当初こそ、上級モンスターであるこのカードを墓地に送る手段と、他のカードでも墓地の魔導書を消費するなかでこのカードのために墓地魔導書を3枚溜める必要があること、そこまでして出てくるのが攻撃力2500で他に効果を持たないモンスター(しかもシンクロするにもエクシーズするにも活かしづらいレベル)ということで、しばらくは使いづらい印象が強かったのですが、
《ルドラの魔導書》で墓地魔導書肥やしが格段に容易になり、
《魔導原典 クロウリー》でさらに魔導書デッキが回しやすくなり、かつ高レベル魔法使い族をリリース無しで召喚できるようにもなり、
極めつけは《マジシャンズ・ソウルズ》でデッキからピンポイントで墓地に送れるようになり、かつ手札交換効果でさらに墓地に魔導書を溜めやすくなり、
結果、アタッカーとしても壁としてもリンク召喚などの素材としても、めちゃくちゃ優秀なモンスターになりました。
振り返ってみるとホントに、ここしばらくの魔導書関連の強化はディアールのための強化なのではというレベルで見事にディアールがどんどん使いやすくなってますね。
最近ではピケステ流魔導書デッキの亜種としてソウルズディアール型が確立されるほど、現在の魔導書において揺るぎない存在感を放っています。
ピケステ流系の魔導書デッキでは《アクセスコード・トーカー》+攻撃力2700以上のモンスターで相手に合計8000以上の直接攻撃を仕掛けるという勝ちパターンがあるのですが、
墓地さえ肥えていれば1ターン中に何回でも蘇生できるディアールを使うことで《神聖魔皇后セレーネ》→アクセスコードの流れも作りやすく、さらにアクセスコードを出した後にディアールを蘇生して並べることもできるので、
アクセスコード(5300)+ディアールに《ヒュグロの魔導書》を使用(2500+1000)=8800の直接攻撃も勝ちパターンの1つになってます。
現在でも《ゲーテの魔導書》や《魔導書院ラメイソン》などと併用したうえで墓地に魔導書を3枚確保するのは簡単ではないので、ディアールを使う場合は構築・プレイングの両方の面でより一層墓地肥やしを意識する必要はありますが、
《隣の芝刈り》、《名推理》、《モンスターゲート》などを使用する墓地肥やし型魔導書デッキはもちろん、それ以外でもある程度の枚数の魔導書を採用したデッキならソウルズと併せて採用することで充分に活躍させることができる、
現在の魔導書・魔導シリーズのカードの中でも特に優秀で活かしやすいカードの1つです。
そんなところですかね。
というわけで、明日もお楽しみにー。
以上でーす。
ノシ
Source: ピケルステーション ~遊戯王の情報や構築に関するブログ~