- 魔導書10周年に向けてカード紹介!「魔導召喚士テンペル」【遊戯王OCG】 投稿日 2022年3月23日 02:00:36 (ピケルステーション ~遊戯王の情報や構築に関するブログ~)
どーもです。ピケステです。
今回も魔導書10周年に向けて魔導シリーズのカード紹介です!
今回はこちら
《魔導召喚士 テンペル》
モチーフ
タロットカードの大アルカナ「Temperance(節制)」
(正:調和、自制、節度、献身 逆:浪費、消耗、生活の乱れ)
魔導書魔法を発動したターンという緩い条件で、デッキから光or闇属性の☆5以上の魔法使い族を特殊召喚できる効果を持っています。
ただし、同じターンに他に☆5以上のモンスターを特殊召喚できなくなってしまうので活かせる特殊召喚先や活用法、タイミングがかなり限られてしまいます。
エクシーズなどのレベルを持たないモンスターの特殊召喚自体は制限されませんが、他に同じレベル(☆5以上)のモンスターを特殊召喚できないのでエクシーズ召喚につなげるのも難しく、
リンクモンスターでは《混沌の戦士 カオス・ソルジャー》ならば素材の内1体だけ☆7以上で残りは☆4以下の並べやすいモンスターを素材にリンク召喚しても耐性を付与できます。
《ブラック・マジシャン》、《魔導獣 キングジャッカル》、《創聖魔導王 エンディミオン》、《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》、《ウィッチクラフト・ハイネ》など、(そのターン中に)場に出すのはそれ一体でもそこそこ活躍できるモンスター自体は多いのですが、
それらは各々のテーマなどで場に出すのが容易なモンスターばかりなので、わざわざ制約がキツく安定性も欠けるテンペルを使うまでもないですね。
ウィッチクラフトに関しては以前は展開力が乏しかったり魔導書を絡めることでより器用に動けたりしていたのでテンペル軸も悪くなかったんですけど、
今のウィッチクラフトは《ウィッチクラフト・バイスマスター》の効果で展開力をかなり上げられるので、そのバイスマスターの融合召喚に特化させたほうが良いですからね。
魔導書デッキでこのカードを活躍させる場合の特殊召喚先の候補としては、
《魔導天士 トールモンド》は、こちらも特殊召喚時の効果を発動する場合そのターンに他にモンスターを特殊召喚できないのでお互いのデメリットが気にならず(もちろんテンペルは通常召喚すること)、
テンペルの効果発動のために発動していた魔導書を含む墓地魔導書から2枚を回収しつつ全体除去を撃つことができます。
《魔導法士 ジュノン》も、テンペルのために発動した魔導書魔法を墓地から除外して除去効果を使えるのでおすすめできます。
他には《混沌の黒魔術師》も、単体でも強力な高レベル魔法使い族で墓地魔法回収効果も魔導書と相性が良いのでアリかもです。
制約のせいで構築・戦術が限られてはしまいますが、効果自体は確実に強力であり、
特殊召喚先のモンスターやそのまわりでサポートする魔導書魔法などしっかり構築を練り上げれば、現在のカードプールでも充分活躍できる可能性はあるカードだと思います。
そんなところですかね。
というわけで、明日もお楽しみにー。
以上でーす。
ノシ
Source: ピケルステーション ~遊戯王の情報や構築に関するブログ~